ファイナンシャルプランナーの仕事や年収、気になる資格取得について紹介します。ここでは1級ファイナンシャルプランニング試験の概要について説明します
1級ファイナンシャルプランニング技能検定は、金融財政事情研究会、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会共に実施しています。
ただし、その内容は大きく異なります。
まず、学科試験に関しては、金融財政事情研究会のみが行っています。
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会では、CFP資格審査試験が1級ファイナンシャルプランニング技能検定を兼ねているので、実質的にCFP資格審査試験が1級ファイナンシャルプランニング技能検定の学科試験、という事になっているようです。
1級ファイナンシャルプランニング技能検定は2級、3級と違い、学科試験と実技試験の試験日が異なります。
金融財政事情研究会の実施する学科試験は1月、9月、実技試験は2月と6月の年2回となっています。
それに対し、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会の実施するCFP資格審査試験は6月と11月の年2回、実技試験は年1回9月のみとなっています。
試験形式に関しては、金融財政事情研究会の学科試験は基礎編と応用編に分かれており、それぞれ150分ずつ実施されます。
CFP資格審査試験は120分です。
実技に関しては、金融財政事情研究会が半日、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が120分となっています。
共に60%以上が合格水準です。
ファイナンシャルプランナーを目指す人にとって、1級及びCFPの資格は一つの目標です。
ファイナンシャルプランナーの人口が増えている今、2級やAFPのみでは中々認めてもらえないのが実状です。
これらの試験に見事合格し、一人前のファイナンシャルプランナーだと認めてもらえるよう頑張りましょう。
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景気が安定しない今、個人資産の運用や金融などに注目が集まっています。
そんな中今、ファイナンシャルプランナーという職業がとても人気を集めています。
ファイナンシャルプランナーとは、個人資産の運用、金融などに対し、総合的な面からのアドバイスを送るという資格・職業です。
また、試験を受けてその資格を得た人、その職業に就いている人の事も指します。
略称としてFPと呼ばれることもあります。
ちなみに、ファイナンシャルとは『金融の』という意味で、フィナンシャルとも表記します。
プランナーとは、企画や計画を立て、支援を行う人の事を指します。
ファイナンシャルプランナーは、顧客の収入や借り入れ、現在の資産、家族構成などといった情報を元に、住居の選択、教育方法、老後の生活などといったライフプランニングを作成し、それを実行する為の資金計画を行う職です。
つまりは、個人の人生に対し、どのような資産のやり繰りをすれば、望みどおりの、或いは理想に近いライフスタイルでその後の生活を送れるかという、将来的な展望を叶えて差し上げるという職業なのです。
ファイナンシャルプランナーが日本で認定されたのは、1986~1987年にかけてです。
その後、社団法人金融財政事情研究会がFPセンターを設立し、現在のNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会の前身である日本FP協会がCFP資格の試験、そしてAFP資格の試験を始めた事から、ファイナンスプランナーは市民権を獲得し、職業の一つとして認知されるようになりました。
現在では、ファイナンシャル・プランニング技能士という国家資格もあり、非常に人気の高い職業となっています。
当サイトではファイナンシャルプランナーの試験概要から実務、気になる就職状況、年収などご紹介します。ぜひ参考にして見てください。
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