ファイナンシャルプランナーの仕事や年収、気になる資格取得について紹介します。ここでは3級ファイナンシャルプランニング技能検定の意義について説明します
3級ファイナンシャルプランニング技能検定に無事合格すると、肩書き上は晴れてファイナンシャルプランナーの仲間入り、という事になります。
ただ、3級の資格を持っているからといって、すぐに一人前のファイナンシャルプランナーとして扱われるかというと、そういうわけではありません。
3級は、基本的には2級ファイナンシャルプランニング技能士の資格を取得する為のステップです。
その資格自体には、それほど大きな効能があるわけではありません。
また、2級ファイナンシャルプランニング技能士の資格を取るにしても、3級を必ずしも取得している必要はありません。
実務経験が2年以上あれば、それで試験を受ける資格は発生します。
では、3級ファイナンシャルプランナーには、大して意味がないのでしょうか?
答えは、ノーです。
物事には、順序というものがあります。
一つ一つ階段を上る事で、高い、遠いと思っていた場所にもたどり着く事ができます。
いきなり何段もすっ飛ばして行っては危険なのです。
まず、3級を目標に試験勉強を行い、それに合格したら2級、1級と徐々にステップアップするのが、勉強する上でも、試験を受ける上でも、最も効率が良いのです。
また、どうしても早く2級以上の資格を取らなければならない事情がある人にとっても、2年間の実務経験を経て2級を受けるより、3級を受けて、その後に2級を受けたほうが早く取れます。
以上の事から、3級ファイナンシャルプランニング技能検定には大きな意義があると言えます。
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景気が安定しない今、個人資産の運用や金融などに注目が集まっています。
そんな中今、ファイナンシャルプランナーという職業がとても人気を集めています。
ファイナンシャルプランナーとは、個人資産の運用、金融などに対し、総合的な面からのアドバイスを送るという資格・職業です。
また、試験を受けてその資格を得た人、その職業に就いている人の事も指します。
略称としてFPと呼ばれることもあります。
ちなみに、ファイナンシャルとは『金融の』という意味で、フィナンシャルとも表記します。
プランナーとは、企画や計画を立て、支援を行う人の事を指します。
ファイナンシャルプランナーは、顧客の収入や借り入れ、現在の資産、家族構成などといった情報を元に、住居の選択、教育方法、老後の生活などといったライフプランニングを作成し、それを実行する為の資金計画を行う職です。
つまりは、個人の人生に対し、どのような資産のやり繰りをすれば、望みどおりの、或いは理想に近いライフスタイルでその後の生活を送れるかという、将来的な展望を叶えて差し上げるという職業なのです。
ファイナンシャルプランナーが日本で認定されたのは、1986~1987年にかけてです。
その後、社団法人金融財政事情研究会がFPセンターを設立し、現在のNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会の前身である日本FP協会がCFP資格の試験、そしてAFP資格の試験を始めた事から、ファイナンスプランナーは市民権を獲得し、職業の一つとして認知されるようになりました。
現在では、ファイナンシャル・プランニング技能士という国家資格もあり、非常に人気の高い職業となっています。
当サイトではファイナンシャルプランナーの試験概要から実務、気になる就職状況、年収などご紹介します。ぜひ参考にして見てください。
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