~ バストアップ ~ バストアップの方法とブラバ
「バストアップ」は女性にとって重要な問題のようです。
近年ではいろいろなバストアップ器具が開発されています。
近年話題を集めたバストアップ器具の一つにブラバがあります。
ブラバとはアメリカで開発されたバストアップ装置です。
日本の厚生労働省に当たるアメリカのFDA(米国食品医薬品局)は、世界で始めてこの装置をバストアップ装置として承認しました。
その後日本の厚生労働省でもブラバを医薬用具として承認し、2002年から非手術的豊胸治療としてブラバが使用されるようになりました。
ブラバはドーム型のカップをバストに装着し、真空状態で吸引することによってバストアップを図ります。
一日10時間以上、10週間以上連続して装着することによって、乳房の脂肪や繊維組織が増加しバストアップできるというものです。
ブラバは洋服の下に装着することも可能で、昼夜を問わず使用できます。
ブラバは一時世界中で話題となりましたが、効果が出にくいこと、効果が出ても使用を止めると徐々に元のバストの大きさに戻ること、肌を痛めることなどから、現在はほとんど使用されることはなくなりました。
ブラバの価格は20万円前後と高額ですが、以前と比べると20万~30万円ほど価格は下がっています。
美容外科や個人輸入代行会社で入手できますが、現在需要は少なくなり、入手が難しくなっています。
豊胸手術に抵抗のある女性にはメスを使わない最適な医療器具と期待されましたが、永久的で確実なバストアップの方法としては豊胸手術には及ばないのが現実のようです。
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バストの大きさというのは個人差が大きいのですが、豊かなバストに憧れ、コンプレックスを抱く女性も多いものです。
ここではバストの大きさと「女性ホルモン」との関係について説明していきます。
まず、女性ホルモンには「エストロゲエン」と「プロゲステロン」という2種類があります。
そして通常、この二つのホルモンがバランスを保ちながら分泌されています。
「エストロゲン」と呼ばれる方は、卵巣で作られる女性ホルモンを指すので、「卵胞ホルモン」という言われ方もします。
その働きは、子宮で受精卵を受け入れる準備をしたり、女性らしい体を作ったり・・といったものです。
また、エストロゲンの働きを補い、月経周期の維持や出産準備の機能を整えたりもしています。
女性ホルモンの分泌は20代から30代でピークを迎え、その後は加齢とともに減少し、50歳頃から急激に減少します。
思春期から成長期にかけて、この女性ホルモンが多く分泌されると体に脂肪が多くつき、バストも大きくなります。
反対にこの時期にスポーツなどによる過剰なエネルギー消費や精神的ストレス、過激なダイエットなどによって女性ホルモンの分泌が減少すると、バストの発育にも影響を及ぼすのです。
バストアップには女性ホルモンの分泌を促進することが有効だと考えられていて、これまでも注射器による女性ホルモンの摂取が行われてきました。
しかし近年では子宮がんのリスクなども明らかになっていて、バストアップの方法としては不向きと言われています。
近年は女性ホルモンの分泌や働きを促すサプリメントが多く販売され、手軽な方法として多くの女性に利用されています。
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