バストアップの方法とCMCバッグ

近年、”バストアップ”を望む女性は増えています。

そしてバストアップの方法の一つ、「豊胸手術」は、最も確実で即効性のある方法として現在広く普及しています。

技術や安全性の進歩にともない、現在豊胸手術は誰もが手軽に受けられるものになりました。

豊胸手術にはバッグ挿入法と脂肪注入法があります。

脂肪の少ない人や、2~3カップ以上のバストアップを求める人にはバック挿入法が適しています。

近年の豊胸バッグの研究、開発はめざましく、見た目や感触が人間のバストとほとんど変わらないものもあります。

さまざまバッグの中で、現在人気のあるバッグがハイドロジェルバッグの一つ、CMCバッグです。

素材の感触がとても柔らかく、なめらかに動き、人間の乳腺組織に極めて近い質感を備えているものです。

手術を受ける前のカウンセリングで、CMCバッグを触ったほとんどの人がこのバッグを選ぶというほどです。

このCMCバッグはカルボキシル・メチルセルロースの略で、口内スプレーや目の洗浄剤など医薬品の原料にも使われています。

また食品添加物にも含まれている人体に無害な天然水溶性物質です。

CMCバッグは万が一、バッグが破れて体内へ漏れても尿とともに対外へ排出されます。

またシリコンバッグはレントゲンに濃く写りますが、CMCバッグはレントゲン透過素材であるためレントゲンやCT、MRIにも写りません。

しかし日本の美容外科で多く使用されているCMCバッグですが、世界的にはハイドロジェルバッグ自体の危険性が指摘されており、イギリスでは使用が禁止されています。

手術を受ける際には、医師と十分相談をし、リスクも視野に入れた上で納得のいくバッグを選択すること大切です。

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バストアップと「女性ホルモン」の関係

バストの大きさというのは個人差が大きいのですが、豊かなバストに憧れ、コンプレックスを抱く女性も多いものです。

ここではバストの大きさと「女性ホルモン」との関係について説明していきます。

まず、女性ホルモンには「エストロゲエン」と「プロゲステロン」という2種類があります。

そして通常、この二つのホルモンがバランスを保ちながら分泌されています。

「エストロゲン」と呼ばれる方は、卵巣で作られる女性ホルモンを指すので、「卵胞ホルモン」という言われ方もします。

その働きは、子宮で受精卵を受け入れる準備をしたり、女性らしい体を作ったり・・といったものです。

また、エストロゲンの働きを補い、月経周期の維持や出産準備の機能を整えたりもしています。

女性ホルモンの分泌は20代から30代でピークを迎え、その後は加齢とともに減少し、50歳頃から急激に減少します。

思春期から成長期にかけて、この女性ホルモンが多く分泌されると体に脂肪が多くつき、バストも大きくなります。

反対にこの時期にスポーツなどによる過剰なエネルギー消費や精神的ストレス、過激なダイエットなどによって女性ホルモンの分泌が減少すると、バストの発育にも影響を及ぼすのです。

バストアップには女性ホルモンの分泌を促進することが有効だと考えられていて、これまでも注射器による女性ホルモンの摂取が行われてきました。

しかし近年では子宮がんのリスクなども明らかになっていて、バストアップの方法としては不向きと言われています。

近年は女性ホルモンの分泌や働きを促すサプリメントが多く販売され、手軽な方法として多くの女性に利用されています。

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